AESの特徴はどれか。
- 鍵長によって、段数が決まる。
- 段数は、6段以内の範囲で選択できる。
- データの暗号化、復号、暗号化の順に3回繰り返す。
- 同一の公開鍵を用いて暗号化を3回繰り返す。
出典:令和2年度 システム監査技術者試験 午前2 問17
正解:ア
共通鍵暗号方式のアルゴリズムであるAESの特徴についての問題です。
回答ア:
正しい記述です。
鍵長128bit(10ラウンド)、192bit(12ラウンド)、256bit(14ラウンド)の3種類があり、
鍵長が長いほど解読が困難になり、ラウンド数(段数)も増加します。
回答イ:
誤りです。
AESは10,12,14ラウンドのいずれかの段数になるため、6段以内という表現が不適切です。
回答ウ:
誤りです。
共通鍵暗号方式の3DESについての説明です。
回答エ:
誤りです。
AESは公開鍵ではなく、また暗号化を3回繰り返すこともありません。