システム監査基準(平成 30 年)における予備調査に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 監査対象業務の実態を把握するために行う調査である。
- 監査対象部門と監査計画を調整するために行う調査である。
- 十分かつ適切な監査証拠を入手するために行う調査である。
- 本調査を補完する目的で、本調査と並行して行う調査である。
出典:令和2年度 システム監査技術者試験 午前2 問6
正解:ア
経済産業省のシステム監査基準にて記載されている「予備調査」についての問題です。
予備調査とは事前調査ともいい、本調査と分けて実施されます。
監査対象の実態を把握(業務マニュアル、業務分掌、体制など)の把握を行います。
回答ア:
正しい記述です。監査対象の業務を把握するために「本調査」の前に行われます。
回答イ:
誤りです。監査計画の調整をするための調査はありません。
回答ウ:
誤りです。「本調査」についての記述です。
回答エ:
誤りです。「本調査」と並行して行う調査はありません。
出典:https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/sys-kansa/sys-kansa-2023r.pdf