システム監査基準 (令和5年) における監査計画の必要性についての記述として、適切なものはどれか。

  1. 監査対象先や関連部門に対して、問題点の相互確認を行う等、事実認識の共有を十分に図るため
  2. 監査の結論に至った過程を明らかにし、監査の結論を支える合理的な根拠とするため
  3. 監査の網羅性と効率性を整合させ、有効性の高いシステム監査を実施するため
  4. 適切かつ慎重に監査手続を実施し、監査の結論の裏付けとするため

出典:令和6年度 システム監査技術者試験 午前2 問8




正解:ウ
経済産業省のシステム監査基準にて記載されている「監査計画の必要性」についての問題です。
”網羅性と効率性を整合させ、有効性の高いシステム監査の実施”し、その目的達成に必要十分な計画とする必要があります。

回答ア:
「監査報告書の作成と報告」に関する内容であるため不適切です。

回答イ:
「監査調書の作成と保管」に関する内容であるため不適切です。

回答ウ:
正しい記述です。「監査計画の必要性」の趣旨として記載されている内容と一致しています。

回答エ:
「監査証拠の入手と評価」に関する内容であるため不適切です。


出典:https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/sys-kansa/sys-kansa-2023r.pdf