ローカル環境下で使えるメールサーバをセットアップする Postfix編

今更ながらJenkinsを使ってみたいと思い勉強しています。

その途中で「通知メールを受け取る設定」を行いたかったのですが、我が家にはメールを送受信できる環境がありません。※前々から欲しいと思っていたのですがなかなか手が付けられず。。。

いい機会かと思ったので、「ローカル環境下で使えるメールサーバをセットアップ」することにしました。

その内容を備忘録として残しときます、ほぼコピペで済ませられるようにコマンドの貼り付けも整備しておこう。。。

ローカルのテスト的に使えればいいので、設定は最低限とし、セキュリティ周りが甘くても問題ないものとしてます。

外部公開用には難しいだろうことは注意。

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postfixのセットアップ

postfixのインストール

dnf -y install postfix*

postfixの設定ファイルを変更

「vi /etc/postfix/main.cf」で設定ファイルを開き、必要最低限なパラメータを追記します。

myhostname = mail.holiday.net
home_mailbox = Maildir/

「myhostname」でドメイン、「home_mailbox」でメールを保存するディレクトリを指定します。

「home_mailbox」が存在しない場合、メールが初めて保存されたタイミングで自動生成されます。

Postfixの起動・スタートアップ追加

systemctl start postfix
systemctl enable postfix

メール送信テスト

telnetコマンドのインストール

メールの送信テストをするため、telnetコマンドをインストールします。

dnf -y install telnet

メールテストユーザーの作成

メールを送受信するためのテストユーザーを作成します。

useradd holiday001
passwd holiday001

※名前は適当なものを

送信テスト!

telnetコマンドでメールの送信テストを行います。

telnet localhost 25
mail from: holiday001@mail.holiday.net
rcpt to: holiday001@mail.holiday.net

data
適当な本文~~~~
.

quit

telnetで送信用のコマンド受付を開始して、

送信元(mail from)、送信先(rcpt to)を指定して、

本文入力(data)を開始し、入力し終わったらドットで閉じて、quitでコマンドを終了します。

送信後、上記の通りに実行した場合、「/home/holiday001/Maildir/new/※メールファイル名」で保存されるはずです。

まとめ

ローカル環境下でテスト用にpostfixを構築するのはそんなに難しくないことを実感。

食わず嫌いは良くないな。。。

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